年収1000万 ITフリーランスの随想録

創業以来年商1,000万以上を継続しているITフリーランスの業務体験記や日々思うことの記録

エージェント経由でITコンサルタント案件獲得に役に立ったスキル(後編)

 こんにちは。アラフォーITフリーランスです。

 

 30代前半で独立して、様々なエージェントに様々な案件を紹介いただいた経験を持つ筆者が、エージェントを通じた案件獲得で役に立つと思われるスキルをシェアします。

 

今回は前回に引き続き、私自身があればよかったと感じたスキルについてお話しします。

 

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あればよかったスキル2つ

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パッケージシステムの専門スキル

 

人材市場に技術者が少ないとか、技術習得の難易度が高いスキルは、希少性があり、当然高単価に繋がります。

 

オープン系*1に比べ、個別のベンダーが提供している業務パッケージに関するスキルは希少性が高いと言えます。

 

代表的なものに基幹業務システムのSAP*2が挙げられます。

 

SAPの技術を習得するには、高額の研修を受けて認定資格を取り、その後現場経験を積む必要があり、フリーランスが後から参入するのが難しい領域です。

 

例を挙げるとオープン系の仕事で単価100万となると、これは高額な部類なのでプロジェクトマネージャーやコンサルタントとしての仕事が多くなります。

 

しかしSAPでは、実装を行うエンジニアでもゆうに100万を超えてくることが多いです。

 

残念ながら私はこのような希少性のある領域でのスキルを持っていないため、SAPの高単価求人を見るたびに「サラリーマンの時に希少性のある領域の仕事を経験しておけば良かった」と考えることがあります。

 

 

英語ビジネスレベル

 

ITフリーランスでも英語が一つの単価の壁になっている印象はあります。

 

同じ職務内容でもビジネスレベル英語が求められる場合は、2~3割単価がアップする印象があります。

 

特にITコンサルタント案件ではグローバルプロジェクトも多く、英語が必要条件に入ってくる割合が多いように思えます。

 

一朝一夕ではどうにもならない領域ですが、やはり持っておいて損はないスキルだと独立してからは痛感しています。。。

 

 

(まとめ)

 

今日は私がエージェント経由で仕事を受ける場合の「あればよかったスキル」についてお話ししました。

 

ちょっと意外性には乏しいかもしれませんが、実際の経験としてもこのように感じているということで何かの参考になれば嬉しいです。

 

案件の獲得方法としては、エージェント経由以外にも様々な方法があると思います。

また今度、エージェントを経由せずに仕事を受ける場合に役に立ったスキルなどについて、機会があれば経験談をシェアしたいと思っています。

*1:特定の会社の技術に依存しない広く使われている技術。JavaRuby、.NETなど。

*2:SAPは大手顧客企業と大手導入企業に技術者が集まる、ある意味「SAP村」が形成されているように思えます。