年収1000万 ITフリーランスの随想録

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プログラマーは本当に扱いにくい人種なのか

こんにちは。アラフォーITフリーランスです。

 

今日は世間一般の方が抱く、IT業界、特にプログラマーに対するイメージについて、業界の「中の人」私の経験からその実感をお話ししたいと思います。

 

私自身IT業界で長く働いていますが、サラリーマンとして業界を見ていたときと、フリーランスに身を投じてから見える業界が違いました。

 

その違いを、プログラマー像という観点でお話ししようというのが今回の趣旨です。

 

 

プログラマー=扱いにくい人たち なのか?

 

世間一般のプログラマーのイメージとは、

・オタク気質で技術など興味のあること以外には極端に関心が低い

・コミュニケーション下手・一匹狼でチームワークに欠ける

などが代表例なのではないでしょうか。

総じて、「扱いにくい人たち」とのイメージです。

 

サラリーマン時代の私は、プログラマーに始まりシステムエンジニアコンサルタントと立場は変わっていきましたが、チームのメンバーにプログラマが居ることがほとんどでしたので、彼らとコミュニケーションをとることは日常でした。

 

その時の私のプログラマーに対する印象は、プログラマはロジカルなので、自分がロジカルでありさえすればむしろコミュニケーションが取りやすく、またシステム構築はチーム作業なので、そこでチームコミュニケーションも磨かれている。という感じにとらえていました。

 

さらに私自身のキャリアのスタートがプログラマであったこともあったかもしれませんが、とにかく冒頭のような世間のイメージに反感を抱いていました。

 

プログラマーは技術視点で近視眼的になりやすく、コミュニケーション下手だから顧客の前に出せない」などと得意そうに語る業界人を見るたびに「実務を知らないくせに、どこかの本の受け売りで偉そうによく言えたもんだ」と内心憤然としていたものでした。

 

サラリーマン時代の私のプログラマー像は、ロジカルで、勤勉で、チーム作業もスムーズに進められるまじめな方々、という感じでした。

 

 

フリーランスに身を投じて変わったイメージ

 

結論から言うと、フリーランスに身を投じてから、プログラマー像は大きく変わったという印象です。

 

ここから先は私の経験に基づく印象ですが、フリーランスプログラマ全般に通じるものでは決してないとして聞いてください。

 

そもそもフリーランスで仕事をすると考える人は、プログラマでなくても、やはり普通のサラリーマンの生活に馴染めないとか、チームプレーよりフリーの方が成果を出せるが一定数いるという感じはあります。

 

もともと日本社会に馴染まない特性に、プログラマー的な気質が加わってなのか、フリーランスプログラマーには一風変わった方の出現率が(サラリーマンプログラマーに比べて)高い印象です。

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フリーランスになってしばらくしてから、もしかして、世間のプログラマーのイメージはフリーランスプログラマーによって作り上げられたのかな?と思うようになりました。

 

結局のところ、私のこれまでのプログラマーのイメージは、「大企業とその周辺企業にいる、品の良いプログラマー(というよりは「サラリーマン」)」だったのかもしれません。

 

私はこれまで上場企業や大手と呼ばれる企業に勤務していたので、そのコミュニティにいる範囲のプログラマーしか見えていなかったと気付いたのです。

 

 

(まとめ)

 

今回は、ひとくちにプログラマーと言っても、その属する集団によってかなりその傾向は異なるという趣旨でお話ししました。

 

私がこれまでに関りを持った「一風変わったプログラマー」の面々については、この先の実務経験を語る記事の中に登場してもらうとします。

 

今回はいったんここで切ります。

最後まで目を通していただいてありがとうございました。