創業からの軌跡(年商・年収)
まずは当ブログのタイトルの先頭、一番目立つ 年収 について書いておきます。
私が当社を創業したのは、2015年です。2021年1月1日現在、5期が終了しています。年商の推移は以下です。
当社の売上は、IT事業とその他業務(主に士業収入)に分けられます。それぞれ、上図のIT(青)とその他(オレンジ)で表現されていて、その合計が会社の年商(=1年分の売上高の合計)ということになります。
いずれの年も、売上高、つまり「年商1,000万」を超えていますが、これとブログタイトルである「年収1,000万」は、一般的には意味が異なります。
分かりやすく言うと、「年商」は、会社としての「売上高」ですね。対して「年収」は、年商から、事業にかかる経費を引いたものと考える方が一般的です。
会社の社長の年収といえば、社長の役員報酬の額とも考えられますが、当社のように一人会社の場合は、年商から経費を引いたものがより感覚に近いでしょう。
(年商から経費を引いて、さらに社長の給料を引いて、残った財産は会社のものとなりますが、一人社長の場合、結局この財産は自分に帰するので、ざっくり収入と同視してよいと思っています。)
さて「年収1,000万」に戻りますが、上の図では「年商」を示しています。では「年収1,000万」はどこからそう言えるの?ということになりますが、当社の仕事はほぼ経費が掛からない事業となりますので、年収は年商の9掛けくらいになるイメージです。
したがって、ほぼ年収1,000万程度といってよいだろうという判断です。
私は、サラリーマン時代に独立直前でおよそ900万円弱の年収でしたが、退職金・社会保険・経費の節税効果等様々な要因を加味して創業後5年の収入を均して考えると、サラリーマン時点を少し上回る程度と感じています。
そんな具合で、「年収」という言葉を使っても、世間的なイメージに合っているのではと考えています。