サラリーマンからフリーランスになって変わったこと ~ 時間の捉え方
こんにちは。アラフォーITフリーランスです。
10年超のサラリーマン経験を経て、フリーランスになってから気持ちの上で変化したことについてお話ししたいと思います。
いくつか思いつくことがあるのですが、今回は時間に対する捉え方について取り上げたいと思います。
フリーランスは時間をお金に換える存在
フリーランスになってから、時間に対して「もったいない」という感情が、サラリーマンのときより大きくなったように思います。
なぜなら、時間を無駄にするということは、その時間働いていれば得られたお金を失うことに繋がるからです。
それはサラリーマンも同じ、と考えるかもしれませんが、(社員を持たない)フリーランスは、単価を変えられない限り、稼働時間が収入を決定する唯一のパラメータとなるため、圧倒的に稼働時間が重要となります。
特に自宅作業など、作業時間を融通できる働き方の場合は、四六時中、この時間を業務に費やせば生み出せるお金があるのに、という考えがどこかにあります。
したがって私と同じように世間が休日でもどこかで仕事をしている、というフリーランスが多いのではないかと思っています。
それは仕事に追われているというより、お金に換えられる空き時間があればもったいないから仕事をしよう、という感じです。
時間の捉え方が変わって起きた行動の変化
そうは言ってもフリーランスになったからと言って、なかなか日々の時間の過ごし方は変えることができていません。
ただ、無意識に行うようになったのは、休日でも空き時間は仕事をすることとか、朝食前の時間帯を仕事にあてるようになったこと、机がなくても移動中にできるアイデア出しなどのタスクをToDoにして取っておくなど、効率を高めるための行動を自然に行うようになりました。
ある意味プライベートと仕事の境界が曖昧になってきており、個人的には、それはそれで様々な工夫ができ、むしろ日々が楽しくなったように思っています。
意識的には、2点あります。
ひとつは、会食の2次会の参加をやめました。
私の経験上では、2次会以降では1次会と同じような話をダラダラしてしまい、コミュニケーションの生産性がとても低いと感じています。翌日に影響してしまったり、飲みすぎて失言してしまったりというリスクもあります。
なので、独立してから2次会に参加したことはほとんどありません。
もうひとつは、時間にルーズな人を許さなくなりました。
端的に言うと遅刻する人ですが、仕事上はほとんどそういう方はいないのですが、プライベートで、ごく数人、そういう友人がいました。
「私の30分、5000円返せ」と思ってしまうので、距離を取るようにしています。
ただ時間にルーズでも、相手が自分より社会的立場が上(≒稼いでいる)場合は、許せてしまいます。なぜなら私が失った時間(お金)よりも相手の時間の方が価値があるからです。
そう考えると、距離を取るようになった友人に対しては、社会的立場として優位であるという感情があったのかもしれませんね・・・。
余談
私は時間効率を高めるために、休日でも稼働するという契約を喜んでお受けしています。
以前あるサービス業の支援をしたときは、水曜と日曜がお客様の定休日でした。
それは私にとっては大変なメリットです。
なぜなら、土曜に稼働できるうえ、貴重な平日の水曜日を他の顧客の仕事にあてることができるからです。
土曜も働いていただいて、とお客様は少し遠慮していたようですが、私にとっては稼働率を高めることができる大変ありがたいお仕事でした。
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今回はこんなところです。
フリーランスになって変わったことについては、また別の観点でお話ししたいと思います。