年収1000万 ITフリーランスの随想録

創業以来年商1,000万以上を継続しているITフリーランスの業務体験記や日々思うことの記録

独立したきっかけと、なぜ独立を選んだか

 

こんにちは。

今日は私が独立したきっかけや、そもそもサラリーマンからなぜ独立を選んだかについてお話ししたいと思います。

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1.独立したきっかけ

 

これは簡単な話なのですが、サラリーマンで最後に勤務した会社を辞めたタイミングだったから、ということになります。

 (要はタイミングをはかる前に、やめちゃったということです^^)

 

当時はまだ副業は一般的でなかったので、ITフリーランスとして働き始めたのは、サラリーマンを辞めて以降です。

 

何も準備していなくても、ITフリーランスなら、仕事のあっせん業者がたくさん存在することは知っていたため、前職のコネなしでも仕事を得ることは可能だろうと考えていました。

 

当時は30台前半でしたので、40手前までにもしどうにもならなかったら、サラリーマンに戻ればよい、と考えていました。国内のIT業界なら、おそらくそれくらいまでは引く手はあるだろうと考えたので、リスクは低いと考えました。

 

2.なぜ独立を選んだか

 

(1)生涯サラリーマンは務まらないと思った

 

毎朝決まった時間に会社に行き、淡々と定年まで勤めるというイメージは、社会人になった当初から描けませんでした。

 

IT企業のサラリーマンとして数社で10年強、特に問題なく勤めていたので、性格的にどうしてもできないというわけではないのですが、中年になって会社に勤めている自分、というイメージが全然描けなかった、という感じです。

 

ちなみに、私の父親は新卒で入った大企業で定年退職まで40年間経理一筋、その他親族や親しい知人にも特に自営業者はいませんでしたが、どういうわけか私はサラリーマンには向かなそうだ、と常々考えていました。

 

と書いていて思い出しましたが、何となく「親父のように我慢強くキッチリした性格でない自分に同じことはできないかな」と幼少から考えていたフシはあります。

 

(2)自分で工夫する仕事のし方が好きだった

 

独立前、エンジニアをやっているときから、わりと様々なことに器用で、自分で工夫して仕事をするのが得意でした。

 

逆を言うと、チームのメンバーとなって、非効率な仕組みに我慢しながら仕事をするのがあまり好きではなかったです。チームワークはむしろとれる方だったので問題行動するわけではないですが、内心いつもモヤモヤしていました。

 

その意味では30歳近くになったくらいから、チームリーダーなどある程度裁量を持てるようになると、楽しい仕事もいくつか経験できましたが、残念ながらいつもそういう仕事だけではない。

 

そんななかで、いっそ独立して、営業活動から経理まで、様々なことを一通り体験したい、その中で自分の納得できる仕事の進め方で全部やってしまいたい、という働き方の理想イメージが常に頭にあったように思います。

 

(3)自分のペースで生きたいと思った

 

平日に買い物やレジャーに出かけることが(今でも)大好きです。世の中一般的なサラリーマンが働くなか、空いた場所や時間に余暇を楽しむことで特別感を感じ、心が満たされます。

 

一方で、仕事にノッてくると、土日休日も構わず、早朝深夜問わず仕事をしてしまいます。

 

仕事へのパワーのかけ方にムラがあるにも関わらず、毎日10時-19時に出社して仕事をこなさなくてはならないということに、漠然と「残念感」を感じていました。

 

人生という大きな時間軸だと、定年という仕組みで年寄りになって働けなくなるのも自分のペースに合ってないかもしれないと考えていました。

 

 

独立すれば、仕事に打ち込む期間と、バカンスを楽しむ時間をコントロールする「デキる自分」になれるんじゃないかと妄想していました。

 

 

(まとめ)

 

まとめると自分の働き方(生き方)に関する考え方とサラリーマンという働き方が合っていなかった、ということであって、特に起業して会社を大きくしようとか、社会にインパクトを与えよう、ということは考えていません(今でも)。

 

その意味では、世間の「ITフリーランス」というイメージに近いのではないかとこれを書きながら思ったりします笑